登山に持って行くタオル

登山に持って行くタオル【超初心者向け】

初めて登山に行く際、タオルはどのようなタイプを何枚持って行けば良いのかちょっと迷うかもしれません。

この記事では初心者が登山のときにどんなタオルをどの程度の枚数を持っていけばいいのかを解説します。

登山では荷物は少ないに越したことはありません。なるべく少ない枚数で効率良く使うためには登山に適したタオルを選ぶことです。

タオルの枚数はなるべく少なく

荷物をなるべく少なくすることを念頭に置くならそんなに枚数は要りません。テント泊で何泊もする場合でもタオルは1枚しか持って行かないという人も珍しくありませんよ。

タオル1枚の重さや体積はさほどでもありませんが、ザックの中身をなるべく軽くしたり、嵩を減らすことを考えると最小限に抑えるべき荷物となります。

荷物をなるべく少なくすることを考えるなら、タオルは最低限の枚数を用意しましょう。

山に登っている最中は大量に汗をかくし、下山後の温泉でも必要。登山中に雨が降ってきてビショ濡れになったら拭くモノが欲しい。タオルは使っているとそのうち臭くなるからある程度枚数を持って行ったほうがいいかも、などと思ってしまいがちです。

登山に持って行くタオルはその人の体質や荷物の重さ天候などさまさまな条件により異なってきます。日帰りなのか山小屋に泊まるのかテント泊なのか、日数によっても必要枚数は違います。

速乾タオル

登山においてタオルを最小限の枚数でまかなうことの最も大きな条件は、なんといっても乾きが早いこと。

それには速乾タオルが適しています。

登山では速乾タオルが便利

速乾タオルとはポリエステルやナイロンといった化学繊維(マイクロファイバー)を主な原料としています。これらの化学繊維は綿などに比べて極めて細いため繊維同士に隙間を持たせることができ、それが軽量性や速乾性といった特徴を生んでいます。

ただしマイクロファイバーを用いたタオルでも中には厚みがあり速乾性に劣るものもあります。そのようなタイプは登山においては選択肢に入りません。

乾きの遅いタオルは登山には適していない

登山中は大量の汗が噴き出ます。汗をだすことによって体温調節を行い、熱中症を防いでいます。ですが汗をそのままにしておくと今度は体を冷やしてしまい、最悪の場合低体温症になる恐れがあります。登山において低体温症は絶対避けるべき事態です。

登山ではこまめに汗を拭く必要があり、濡れても早く乾いて吸水性が落ちないタオルが適しています。

速乾タオルは水分を含んでも絞ると吸水性が復活します。陽に当てて乾くスピードも綿に比べて早いのですが、絞ることで半乾きになりすぐに水分を拭き取れるのです。

絞って何度も使うと聞くとニオイが気になるかもしれませんが、多くの速乾タオルは抗菌仕様になっています。

更に綿と比べてコンパクトになりザックの容量を食いません。

・綿に比べて早く乾く
・絞ることで吸水性が復活
・抗菌仕様でニオイの心配無し
・コンパクト、軽量でザックを圧迫しない

 

GULLのスポーツタオルは軽量で速乾性に優れています。

愛用者の多いスピードのセームタオルです。

タオルと手拭いの良さを併せ持つコンテックスの布ごよみ。肌ざわりを重視したい人向けです。

コンパクトさを重視するならエヌリットのカンパックタオル。ザックに外付け可能です。

行動中に首に巻いておける速乾性のマフラータオルもあります。

アトピーやアレルギー性皮膚炎の方には肌への刺激がほとんどない竹繊維のタオルもおすすめです。

天然の竹から作られたタオルは雑菌やニオイの発生を抑え、髪の毛を拭いた際に静電気を発生させません。

使い心地を優先させるなら今治タオルや竹繊維タオルが快適です。

綿の手拭いタオルは登山ではダメなのか

粗品でもらうような綿の手拭きタオルは持って行ってはダメということはありません。

綿タオルはマイクロファイバー製タオルに比べて肌ざわりが良いです。ですが登山中に使う場合、肌触りが良いことは優先順位が高くはありません。

吸水性は抜群ですが、但し乾いた状態で使用するならという条件がついてきます。一度水分を吸って濡れてしまうと、絞っただけだとさほど吸収力が復活しません。そこがマイクロファイバー製の速乾タオルと違うポイントですし、手拭いタオルをオススメしない理由です。

手拭いタオル

更に手拭いタオルは使っていくうちに雑菌が繁殖してニオイを発生させます。そうなったら水でタオルを洗いたいところですが、登山において水は貴重です。登山中は水でモノを洗うことを前提にできません。

容量についても綿タオルは嵩がでてしまいます。もっとも使い古してペラペラになった物ならコンパクトになりますし、乾きも早いです。ですが綿の長所である肌触りは落ちてしまいます。

いろいろ試してみて中には綿のタオルのほうが使い勝手かいいという人もいます。その人のスタイルや好み、性格も関連してきますので間違いとは言い切れません。登山を嗜む人にはクサイ臭いに対して免疫を持っている人が多いものです。

・吸水性は良いが、それは乾いた状態でのこと
・速乾性が劣る
・使っていくうちに雑菌が繁殖してニオイを発生させる
・コンパクトにならない

まとめ

登山道具を一式揃えるには結構お金が掛かります。タオルくらい家にある綿の手拭いタオルで済ませたいかもしれませんが、観光旅行と違い登山において速乾タオルを使うことのメリットは大きいものがあります。

登山の際に持って行くタオルの枚数はミニマムなら速乾性タオル1枚のみということになります。下山後の温泉では綺麗なタオルを使いたいならもう1枚で計2枚。その場合2枚目は綿の手拭いタオルでも構いません。

登山に持って行くタオル
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