サーマレスト ネオエアーウーバーライトは超軽量で超コンパクトなスリーピングマット

スリーピングマットで評判の高いサーマレストですが、その中でもネオエアーウーバーライトシリーズはその軽さとコンパクト性では群を抜いています。

いままで使用していたスリーピングマットに致命的なキズができてしまったのを機に、新たにネオウーバーライトを購入しました。値段は少々張りますがそれなりの納得感を得られたのでレビューをご紹介します。

ザックの荷物を減らしたい、軽くしたい人にはかなり重宝するマットです。

サーマレスト ネオエアーウーバーライトのスペック

それまではモンベルのU.L.コンフォームシステムエアパッド150、ニーモのZOR20Mを使ってきました。それらと比べてネオエアーウーバーライト明らかに軽く、コンパクトです。

ネオエアーウーバーライトシリーズはS(スモール)、R(レギュラー)、L(ラージ)と3サイズありますが、購入したのはどうせなら一番軽くてコンパクトなものということでSをチョイス。

  R
サイズ 51×119cm 51×183cm 63×196cm
収納サイズ 15×8cm 15×9cm 19×10cm
重さ 170g 250g 340g
R値 2.3 2.3 2.3

レギュラーの場合は重量は250g、スモールだとなんと驚きの170g!以前使用していたモンベルのU.L.コンフォームシステムエアパッドが440g、ニーモのZOR20Mが360gなのでその差は歴然です。

収納サイズもZOR20Mと並べてみるとこんなに違う!

これだけ違うとパッキングのときに差を実感できます。ニーモのZOR20Mも快適なマットなのですが。

少し前までのエアー式マットは中の空気が暖まりにくく本体に厚みがある割りに寒さを感じるタイプが多かったのですが、ネオエアーウーバーライトは2層のレイヤー構造により断熱性を高めたトライアンギュラーコアマトリックスを採用し快適性を確保しています。

値段は公式サイトによると以下のとおり。

・S…¥20,500
・R…¥26,000
・L…¥31,000

買って後悔したくない値段ではあります。

ネオエアーウーバーライトを選んだ理由

テント泊の際に毎回頭を悩ますのがザックに詰める荷物の軽減です。必要なモノは持っていくべきですし、余計なモノは持っていかない。代用できるものはなるべく利用する。

自分なりに色々工夫しているつもりですが、なぜか荷物が多くなりがちです。

最近は40リットル弱のザックでテント泊が可能とかメディアで紹介されていたりするのを時たま目にしますが、私にとっては意味不明、理解不能です。どうやったら中型ザックにテント泊の荷物が収まるのか皆目わかりません。

ザックの中の容量を大きく占めてしまう荷物としては主にテント、シュラフ、レインウェアそしてスリーピングマットがあります。そのうちのひとつがサイズダウンできるのはとても魅力的。

 

ザックの中の荷物が少しでも軽くなって容量が減れば、多少の就寝時の快適さを犠牲にしてもメリットのほうが大きいと判断しました。

なので今回レギュラーサイズではなくスモールを選択しました。足りない足元はスタッフバッグなどで補うことに。

・コンパクト性
・軽量性

この2点を最重要ポイントとしたので耐久性、値段はトレードオフとして妥協しました。

ネオエアーウーバーライトのレビュー

まずなんといってもパッキングしたときに、ザックの中のスペースの差がはっきりとわかるほどコンパクトです。

スペースができたからといって、余計な荷物を増やしてしまっては意味がないのですが。

軽さについては以前使っていたマットとは数百グラムの差なので、背負ってみてはっきりと軽くなったと実感できるわけではありません。さすがにクローズドセルには敵いませんが、エアー式や自動膨張式でこれより軽量タイプは今のところおそらくないと思われます。

実際に使用してみたところ、正直にいってはじめは慣れが必要です。

レギュラーサイズ以上では違うのかもしれませんが、スモールだと寝たときに体が安定せず、マットから転がり落ちそうなことがありました。

膝から下は空のザックや着替えを入れたスタッフバッグなどをクッション代わりにして補います。そうすることによって体が安定するのでマットから落ちそうになる状況はある程度防げます。

このときマットの高さに足りないと体が反った状態になってしまい、負担がかかるので要注意です。

個人差があるとは思いますが、断熱性については特に問題はありませんでした。はっきりいって冬のテント泊で使用するのはR値から判断してもしんどいと思います。3シーズンなら十分ですが。

ネオエアーウーバーライトのデメリット

画期的ともいえる軽さとコンパクト性を誇るネオエアーウーバーライトのですが、もちろんデメリットもあります。

まずはなんといっても値段。スペック紹介のところでも記載しましたがスモールサイズでも税別で20,500円。購入するにはなかなか勇気が要ります。Amazonではもう少し安く買えます。

次に軽さとコンパクト性の裏付けにもなっている生地の薄さは、同時にパンクの危険性もはらんでいます。

なので万が一パンクしたときはダクトテープがあると便利。スリーピングマットだけではなく、テントやザックが破れた際にも一時的に補修できます。

ダクトテープってあまり使う機会はないのですが、いざという時にあるととても助かるのでテント泊の際には必ず持っていくようにしています。

まとめ

テント泊で快適な睡眠を確保するにはシュラフよりスリーピングマットのほうが重要です。

サーマレストネオエアーウーバーライトは上記のようなデメリットも確かにありますが、やはりその軽さとコンパクト性は抜群です。

ウルトラライト志向の人にはマストアイテムといってもいいと思います。

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